John Muir Trail 22日目 ~静穏~

今日はキアサージパスをもう一度越えて、JMT手前の湖でのんびりすることにした。

 

午前中で歩き終えて、午後から湖の畔で気ままに過ごす。

 

湖水浴、日光浴(服も一緒に)

読書をして、手紙を書く。

 

ここからはゴールするまで町に降りないから

書いている手紙が日本に届けば

無事にゴールして、下山したことになる。

手紙を書くタイミングは相手のことを思い出したとき

手紙に書く内容はその人と何を共有したいのか、で決める。

 

なので、あとになってそんなこと書いたっけ?ってなるのはいつものこと(笑)

 

ちなみに楽縁(京都のゲストハウス)宛に書いた手紙は

多くの人に読んでもらいたいと思い、時間をかけてゆっくり書いた。

だから、ぜひ読んでほしい。

ジョン・ミューアとヨセミテでキャンプミーティングをし

その後、アメリカ中に国立公園や天然記念物をつくった

当時のアメリカ大統領ルーズベルトは

幼少期から両親と山奥へキャンプに出掛けていたという。

釣りをしたり、焚き火をしたり、歩き回ったりした。

 

この経験がなければ、ジョン・ミューアとの歴史的キャンプミーティングも

アメリカ中の大自然も残らなかった。

もちろん、アウトドア文化も定着しなかっただろう。

この大自然で会うハイカーたちが休日をここで過ごしてリフレッシュすることもできなかっただろう。

人間には

 

小さいときから老いたときまで

ただっぴろい草原で星を見ること

静かな湖面で大きな空を眺めること

何もない荒野で風を感じること

何もない場所でたくさんの思い出をつくること

 

が、何よりも必要であり、重要なことだと思う。

この前、別れた老姉妹とのゆうぐれのミーティングで静けさの話になった。

 

このウィルダネスにある静けさ。

これが私をリフレッシュさせてくれる、と。

 

僕にとって心の羅針盤の針を元の位置に戻してくれる存在だ。

 

それは静寂ではない静けさ

それは無でない静けさ

 

言うならば、静穏だ。

 

そして、気づいたのだ。

心の羅針盤の針を元に戻してくれるものは

大自然の中にたくさんある。

 

あー、そうかぁ

僕はそういうものばかりを撮っているんだ。

僕はそういうものばかりから思想を受け取っているんだ。

僕は写真家になりたくてカメラを握っているわけではなく

僕は詩人になりたくてコトバを紡いでいるわけではなく

 

ただ、目の前にあるそういうものと向き合いたいからなのだと

 

手紙を書いていたら、気がついたのです。

Profile

 

そのまんま、自己紹介です♪

Journey's Diary

 

大学卒業後、国内国外旅してきて

 

撮り続けた写真と綴ってきた言葉を

まとめたものです

 

長くて多いので

暇な時に読んでください♪

Book of my journey

 

ひとり旅をはじめてから

カメラとノートを

常に持ち歩くようになりました。

 

その風景写真と短い言葉たちを

アメブロにて公開していました。

そのページをまとめたものです。

 

これまたたくさんあるので

暇つぶしにしてください。

Woodworking

 

木をメインにした工房【旅をする木】の

作品集やものづくりへの想いを

ここにまとめています。

Workshop&Seminar info

 

パーマカルチャーデザイナーとして

全国飛び回りながらさまざまなワークショップを開催しています!

興味ある方はぜひご覧ください!

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載せています。

 

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