だから、生きて帰るんだ

いつ死んでもいい様に生きよう


なんて、無責任すぎると思うんです


2015年4月阿蘇山は

火口1km以内立入禁止の規制がかかっていて

そのギリギリを沿うように旅した。


登山道には動物の死体が転がっていた。

ここは死の臭いがする山だ。


すぐ近くで噴火煙が立ち上ぼり、数十分おきに小さな噴火が音をたてて起きる。

その度に監視のヘリが飛び、火口付近を旋回したあと

僕の上を通っていく。

(もちろん僕も監視されていた)


去年の夏、御嶽山が噴火し多くの人が亡くなったことを思い出していた。

その二ヶ月前にやはり僕は御嶽山にテントを張り、歩き回っていたんだ。


山頂から宇宙みたいな無機質の世界観を見下ろす。


天災に自己責任という言葉は似合わない。

だか、僕がここで噴火に巻き込まれて死んだとしたら

みんな僕を責めるのだろうか?


ここで足を踏み間違えたら崖のそこに落ちていく

目の前の雲で雷が響き暴れている

おっきなブラウンベアが僕の前を横切っていく

自然の中を旅すれば、どうしようもなくそういう場面に出くわすことがある。


でも、僕ははっきりと言い切れる。

いつ死んでもいい様な生き方なんてしない


僕は必死に生き延びようと足掻くだろう

僕は絶対に生きて帰ろうと藁だってつかむだろう


いってらっしゃい、と送り出してくれたみんなのために

おかえり、と迎えてくれるみんなのために


旅の写真を楽しみにしてくれてる

旅の話を聞きたいと言ってくれる


その期待に応えたい


まだまだ、やりたいことがたくさんある

またまだ、見たい未来がたくさんある


その想いを諦められない


だから、生きて帰るんだ

そう強く思える。


僕がいつも生きて帰ってこれるのはみんなのおかげです。

いつもありがとう!!

旅ノートにそう書き留めて僕は町へと降りていく

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そのまんま、自己紹介です♪

Journey's Diary

 

大学卒業後、国内国外旅してきて

 

撮り続けた写真と綴ってきた言葉を

まとめたものです

 

長くて多いので

暇な時に読んでください♪

Book of my journey

 

ひとり旅をはじめてから

カメラとノートを

常に持ち歩くようになりました。

 

その風景写真と短い言葉たちを

アメブロにて公開していました。

そのページをまとめたものです。

 

これまたたくさんあるので

暇つぶしにしてください。

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木をメインにした工房【旅をする木】の

作品集やものづくりへの想いを

ここにまとめています。

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