終戦記念日『War is not the answer』

約1か月ぶりの恵みの雨が降り

高校の同級生が両親と姪っ子を連れて遊びに来てくれて

みんなで食卓を囲み、たわいのない話をする。

1400年前からある温泉につかりに行って

帰り道、車の中で大好きな歌「War is not the answer」(東田トモヒロ)を

熱唱して家路につく。

 

なんて平和な日だ。

 

 

東京から南にフェリーで26時間

そこに小笠原諸島がある。

島全体がジャングルのように草木が覆い茂っている奥地に

71年前、太平洋戦争で使用された施設や大砲が

今もなおそのままの状態で、眠っている。

ただ、自然だけが71年の歳月を生き続け

その遺産を飲み込もうとしている。

もう、大砲の向く先に敵は存在しない。

 

ぼくらが今住んでいる島根県江津市の上空は

山口県岩国にある米軍の訓練エリアだ。

何機もの航空機が低空飛行で、爆音を響き渡らせて

ぼくらの家の上を田畑の上を飛び回っていく。

 

71年前の空襲はきっとこんな感じだったに違いない。

音を聞くたびに、野鳥は騒ぎたて、ぼくはネットをチェックする。

ただ、“戦争ではありませんように”と祈りながら。

(沖縄の米軍基地周辺に住んでいる人たちは

これが毎日だと思うと、

やはり僕は住宅地近くの米軍基地には反対だ)

『終戦記念日』という言葉が好きだ。

もう戦争は終わった。遠い過去に終わった。

小笠原の戦争遺産を見たとき、その不気味さに動揺しながらも

”日本が戦争をしていたのは遠い過去の話”

そんな安心感がぼくの心を支えていた。

 

この時期、日本各地で盆踊りが開催されている。

ご先祖さまや最近亡くなられた人たちを供養する意味がある。

それが終戦記念日と重なることもぼくは好きだ。

命をつないできてくれた人々、戦争を終わらせてくれた人々

自然をつないできてくれた人々、戦争に犠牲になった人々

天国の人々に小さな子供から爺ちゃん婆ちゃんが笑顔を見せながら踊る姿。

 

なんて平和な日だ。

 

70年後僕は死んでいるだろう。

その短い一瞬の人生をぼくは笑顔でいたいという願い

その短い一瞬の人生をきみの笑顔を見ていたいという願い

 

だから、ぼくは愛する者たちのために

血を流すのではなくて、汗を流して死にたいのだ。

だから、ぼくは愛する者たちのために

奪い合うのではなくて、分かち合って生きたいのだ。

War is not the answer.

 

70年後も8月15日が終戦記念日でありますように。

Profile

 

そのまんま、自己紹介です♪

Journey's Diary

 

大学卒業後、国内国外旅してきて

 

撮り続けた写真と綴ってきた言葉を

まとめたものです

 

長くて多いので

暇な時に読んでください♪

Book of my journey

 

ひとり旅をはじめてから

カメラとノートを

常に持ち歩くようになりました。

 

その風景写真と短い言葉たちを

アメブロにて公開していました。

そのページをまとめたものです。

 

これまたたくさんあるので

暇つぶしにしてください。

Woodworking

 

木をメインにした工房【旅をする木】の

作品集やものづくりへの想いを

ここにまとめています。

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