美しく、役に立ち、丈夫で、自然に還るもの
これは私が尊敬するサティシュさんの母親が
サティシュさんが子供のころによく言っていた言葉を
少しアレンジしたものです。
「美しく」はその木材の美しさと、手道具の加工跡をかっこよく残すこと。
「役に立ち」は毎日使う木工品を作ること。
「丈夫で」は長持ちするものを作ること。
本物の木工品は一生モノです。
化学処理された木工製品の寿命は化学物質の寿命で、
どんなに長くても10~20年ほどだと言われています。
(実際にはそんなに長くないと思います。)
「自然に還るもの」は化学性塗料&化学性接着剤を使わないこと。
みんなが使っている木工製品は燃やせず、土に還らないものだって知ってました?
主に、家具・カトラリー・アクセサリー・暮らしの道具を作っています。
↓のリンクより制作品をご覧ください。
取扱店舗もご覧いただけます。
また、木工品の取り扱い、メンテナンスの仕方も下のリンクよりご覧ください。
①素材にこだわる
市場にはほとんど出回らない島根県産の広葉樹をメインに使用。
私が薦める『地材地活』(地元の素材は地元民が活用する)を有限実行。
カトラリー類は捨てられてしまう端材を買い取って作ってます。
接着剤は昔ながらの米糊とにかわ(動物の皮が原料)。
塗料は自然油と蜜蝋で赤ちゃんが舐めても安心!
燃やしても大丈夫!その辺に捨てても土に還ります♪
② 作り方(道具)にこだわる
↑の写真をご覧ください。
カトラリーを制作する時に使用している道具たちです。
機械にはできるだけ頼らずに昔ながらの手道具で加工しています。
宮大工(寺社仏閣を作る人)、建具職人(ドアや障子を作る人)
楽器職人、木彫家、椅子職人などが使う本来使う手道具です。
機械加工をメインにしてしまうと、
機械の都合に合わせたデザインになってしまい
持ちやすさや使いやすさは二の次になってしまうんです。
それを手加工メインにすれば、
形や大きさ、持った感触をすべて違うように作ることができ、
自分に合うものを選べる!自分好みのものを選べる!んです。
一生モノだから、これ!っていうものを選んで欲しい。
手道具の加工跡をどう残すか・・・でたどり着いた答えは
「手道具による加工技術を磨くこと」はもちろんですが、
もうひとつの答えがサンドペーパーを使わないこと。
その代わりに「ムクノキの葉」で磨いています。
昔の手工芸品の仕上げに使われていた方法です♪
いま、これで仕上げて売っている人ってほとんど居ません。
しかも、これが良いのは使い終わったらゴミじゃなくて土に還るってとこ。
もしご自宅や親戚宅に眠っている手道具があれば
ぜひ受け継がせて頂きたいと思っています。
(状態の良いものであれば購入させて頂きます。)
よろしくお願いします。
お問い合わせフォームより連絡してください。
③売り方にこだわる
ネット販売はしません。
樹種の違い、加工の違いからデザイン、大きさ、重さ、色彩、感触が
一つ一つ違います。
しかも、これから一生付き合っていくモノとして買って欲しい。
ので、実際に手にとって五感をフル活動して選んで欲しい。
そういう想いからネット販売はしません。
そして、同じように自然なものを、こだわった物を取り扱っているお店に
置かせてもらい
その方たちの売り上げにも貢献したい。
ので、店頭販売にこだわっています。
そのお店のコンセプトや理念、またオーナーさんの人柄、思想を大事にしています。
なので、そういったお店をみなさんに知ってほしいし、少しでも貢献したいと思っています。
取扱店舗はこちらからmy friends
私の肩書きは【木を植える木工家&種をまく旅人】
木工はものづくりですが、木を切り、削っているのが事実です。
地球から見れば作っているのではなく、消費しています。
なので、売上金の一部で苗木を作り、販売&植樹活動をしていきます。
いずれは全国各地で「種から育てて木を植える」イベントをやっていこうと思います。
旅をする木の木工品を買えば買うほど、豊かな森が増えていくわけです♪
また、もうひとつの肩書き【種をまく旅人】のメイン活動である
「家庭菜園のはじめ方」セミナーを通して
エディブルフォレスト(食べられる森)活動も平行してやる予定です。
【木工ワークショップ】
本物の生きている木工品は前述したように
収縮したり反ったり、割れたり腐ったりします。
なので、敬遠されてきました。
しかし、それは正しい使い方・管理の仕方、メンテナンスをしていないからです。
一応、その説明書も購入時に渡しますが
やはり、一度実際に教えてもらったほうが失敗しないですよね。
せっかく高くて良いものを買ったのにカビ生やして捨てるとかショックが大きいですよね。
というわけで『木の道具の使い方、管理の仕方、メンテナンス方法ワークショップ』を
置いてもらったお店で定期的に開催したいと思ってます。
もちろん、購入してくれた人以外でも参加OK!
で、実際に使っている木工品を持ってきてもらってその場で説明&実演しようと思います。
ついでに木工品の修理依頼やまな板の削り直しの注文を受けようと思います。
(旅をする木で購入したものは材料費&送料以外、修理代は取りません。)
つまり木工品を愛して長く使いたい方に全面協力します!
もうひとつ考えているのが『ホームセンターにある道具でスプーンを作ろう』です。
買うんじゃなくて実際に作りたい!というDIY精神の方や
ちょっと高いから安く済ませたい!という節約精神の方のために
時間と労力はかかるけど、最低限の道具だけで、簡単に家で安く作る方法を教えます。
(ぶっちゃけ、ちょっとした木工品なら小学校の工作の延長で作れちゃいます。)
他にも木工と関係ありませんが
定期的に『米麹づくりワークショップ』
『味噌仕込みワークショップ』
『本格スパイスを使った薬膳カレー作り講座』なども開催しています。
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