オイルフィニッシュについて
当工房では環境にも身体にも木にも優しいオイルフィニッシュで仕上げを行っています。
主に蜜蝋、えごま油、米油を各木工品に合わせて使い分けています。
化学性の塗料とは違い、定期的なメンテナンスが必要になりますが
皮製品のように手入れをすればするほど、使えば使うほど
味が出てきてきますので、気が向いたときで良いのでしてあげてください。
木が喜ぶのが分かります。
目安は半年から一年、表面がざらついたり、白っぽくなってきた頃です。
用意する物はオイルと布だけ。
1、充分に乾いた木工品の汚れやほこりを乾いた布で取り除く
2、布にオイルを染み込ませ、まんべんなく塗り込む
3、綺麗な布でオイルをしっかり拭き取り、1晩(夏)~24時間(冬)乾燥させる。
4、使い終わった布は水で洗ってから捨ててください。自然発火の危険があります。
オススメのオイルはアマニ油、えごま油、米油、蜜蝋です。
サラダ油、ゴマ油などは向いていないです。
また、オリーブオイルやクルミ油は乾きが遅いので
48時間を目安に乾かして下さい。
また、生のクルミを使ってメンテナンスすることもできます
当工房&我が家では小川耕太郎&百合子社の【未晒し蜜ろうワックス】を愛用しています。
こちらの会社は植樹活動もされているので、良ければチェックして見てください。
DIYや日曜大工で大きめなものを作られている方にもオススメです。