毎日毎日、一人で歩いてなにをかんがえているの?
誰もが聞いてくること。
そりゃ、いろいろさ
家族、友達、出逢った人々
未来、現在、過去
自分のこと、きみのこと、これから会う人
どんどん、どんどん、思いついては消え
どんどん、どんどん、消えては思いついて
どうでもいいことは考えなくなり
大切なことばかり気がついていく。
KindsCanyon国立公園の入口にある橋の近く
多くのハイカーが休憩していて
自分も休もうと場所を探していたら
大きな樹の下が空いていた。
重いバックをおろして
勢いよく樹にもたれかかる。
時間は誰よりもたくさんある。
だから、少しここで休もう。
いつもこうやってそのときそのとき自然のなかでの過ごし方を決めていく
もし、あなたが自然から大いなるものを受け取りたいなら
まず第一に気に入った場所で好きなことをすること
次に気持ち良い樹の下で昼寝をすること
さらに気分が進むままに歩いていくこと
最後に気心触れた人と同じときを過ごすこと
ふと、そんなことをノートに書き留めて
夢の中へと落ちていった。