John Muir Trail 番外編

ゴールのMt.ホイットニー山頂は標高4350m

アラスカをのぞくアメリカ本土で最高峰の山。

真夏とはいえ、手袋がないと手がかじかんでしまうほどだ。

 

ぼくはこんなところで、夕陽と朝陽を見るべくテントを張った。

そんな事をする人たちは少ないに違いない。

 

すると、夕方前、5人グループが到着した。

みな20代後半から30代といったところだ。

チェコからやってきた彼らはぼくと同じくこのロングトレイルを歩き切り、

今まさにゴールした。

ぼくらはお互いに祝福した。

 

テントの中で日記をつけていると

そのグループの唯一の女の子がカメラを片手に持ってきた。

 

“写真を撮ってほしい”

“ヌー!ヌー!”

 

ヌーってなんだ???ムーン(月)のことか???

 

何のことかわからないまま

「OK!どこで撮る?」

カメラを受け取り、彼女のあとについていく

 

突然、目の前で彼女が服を脱ぎだす。

 

え?

 

ほかの男性陣は苦笑いしながら服を脱ぎ始めた。

 

え?えええええー!?ヌードってこと!!!

 

ひとりの男性が

“ぼくらはジョン・ミューア・トレイルにある湖すべてで泳いできたんだ。もちろん、服なしでね!”

 

って、ここは山の上ですけどー(笑)

 

アメリカ最高峰の山の上で全裸・・・

 

日本最高峰の山の上で全裸になったやつらがいたな・・・(笑)

 

なんだか、とても親近感が湧いた瞬間でした!

 

チェコと日本の話をしながら(もちろん、富士バカの話もしたよ)

一緒に夕陽と朝陽を見たぼくらでした。

一足先に山を下りていく彼らは

 

“富士山でまた会おう”

 

と笑いながら去って行った。

 

富士山で、彼らが全裸になる様子を思い浮かべて

 

「SURE!!」と

笑いながら大きく手を振った。

 

Profile

 

そのまんま、自己紹介です♪

Journey's Diary

 

大学卒業後、国内国外旅してきて

 

撮り続けた写真と綴ってきた言葉を

まとめたものです

 

長くて多いので

暇な時に読んでください♪

Book of my journey

 

ひとり旅をはじめてから

カメラとノートを

常に持ち歩くようになりました。

 

その風景写真と短い言葉たちを

アメブロにて公開していました。

そのページをまとめたものです。

 

これまたたくさんあるので

暇つぶしにしてください。

Woodworking

 

木をメインにした工房【旅をする木】の

作品集やものづくりへの想いを

ここにまとめています。

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