『やりたいことをやり続けていると
やらなくちゃいけないことが見えてくる。
すると、次第にやりたいこととやらなくちゃいけないことがシンクロし始める。』
そんなことを考えてネパールを旅してたとき
山奥で出逢った72歳の日本人のおじさんとの会話
おじさん「今まで好きなことばかりやってきた。」
よしき「周りの人や社会てそういうのは若いうちだって言いませんでしたか?」
おじさん「そりゃみんな言ってたけど、
そういうとき俺は『160歳まで生きるから80歳までは若いうちや!』
って答えていたよ、あと8年は好きなことできるよ、ははは!」
よしき「好きなこと仕事にして嫌になったことありますか?」
おじさん「ただ、好きなことしたいだけじゃ、そうなるよ。
好きなことして人を喜ばせたいとか、
人の役に立ちたいって思ってすれば必要最低限のお金は求めなくても頂けるんだな。」
おじさん「将来やりたいことはあるのか?」
よしき「やりたいこととやらなくちゃいけないことがたくさんあります。
でも、全部職業じゃないんですよ(笑)」
おじさん「ははは(笑)そりゃ運がないな!
この社会てのも不完全なもんだから、
やりたいことが職業にないことなんて当たり前だわ」
よしき「はい。でも、いずれ家庭を持つにはちゃんとした収入源て必要だと思うんですよ」
おじさん「だからと言って、誰かのために自分を犠牲にするのは悪やな。
その仕事にも失礼や。妥協で仕事するのは一番失礼や。」
よしき「やりたいこと、やらなくちゃいけないことが多すぎて何十年もかかりそうなんですよ」
おじさん「やりたいってのは生き甲斐だな、
やらなくちゃいけないことってのも生き甲斐だな。
それが無ければ君は君らしく生きていけないんだから、
本当は死ぬまでかからなくちゃいけんな!笑」
よしき「家庭をもつと現実的なこと考えちゃいません?
するとやりたいことできなくなる気がするんです。」
おじさん「誰しも新しいことやろうとすると、
不安や心配がでてきて、次にやらない言い訳考える。
だから身近にある家庭を言い訳にするんだよ。また失礼な話やな。」
よしき「女性て安定思考なとこあるじゃないですか?
だから、旅ばかりしてると結婚できない気が(苦笑)」
おじさん「君が君らしく生きてるのに
それを邪魔するような人と結婚したら二人とも不幸やな。
子ども不幸や。彼女がそんなこと言ってるのか?」
よしき「いや、今彼女いません」
おじさん「だろうな、ははは(笑)
欲しいと思うと手に入らん。
でも、君に必要なものは向こうから勝手にやってくる。」
よしき「それ、深いですね!」
おじさん「 て、昔の偉い人が言ってたよ、ははは(笑)」