appreciate


ヒッチハイクの旅はときに孤独だ。


何時間もつかまらないこともある。

アメリカでヒッチハイクしているとき

ロサンゼルスに近いvictorvilleでひとりの青年に助けられた。

東海岸(ワシントンDC)から西海岸(ロサンゼルス)まで歩いてアメリカを横断してる旅人。

総距離約2700マイル(約4300km)

19歳の大学生の彼は名前をLiamと名乗った。


彼と一緒に僕は2時間くらい歩いて旅した。

ひとりで道に立つ2時間と誰かと過ごす2時間はまったく違う。


彼は壮大な旅の終わりに近づいていて、たっぷり旅の話を僕に聞かせてくれた。

彼の言葉で一番、よく聞いた単語は「appreciate(感謝する)」だ。

彼は降りかかる困難を一度も自分の力だけで乗り越えたとは言わず、

「いつも誰かの助けがあって乗り越えられたんだよ、みんなに感謝している」

と感慨深く話してくれた。


「ぼくの目の前の交差点で、道は二つに分かれていて、

どっちを通ってもよかったんだ。

でも、右側の道にきみを見つけた。

だから、僕はこっちの道を選んだんだ。

この道で起こる幸せの度に、よしきに感謝するだろう。

ありがとう。感謝しているよ」


「I appreciate too!あんなとこでヒッチハイクしてたから君に会えたんだ!」

僕はLiamと別れたあと、何度彼に感謝しただろう。

ヒッチハイクの旅で出逢える絶景や奇跡はいつも誰かの助けのおかげだ。


孤独の道の先には、出逢ったすべての人々がいる。


そんな景色を眺めながらのコーヒーは特別であることは言うまでもない。

そして、生きているなぁってしみじみ思うんだ。


「今を生きる」とは「今、ここにいることに感謝する」ことに違いない。

去年、僕が歩いたジョン・ミューア・トレイルと

それに連なるパシフィック・クレスト・トレイル(約6か月かかるトレイル)を

彼は今、歩いているのだと、メールが届いた。

「I appreciate our meeting!」

そう確か、去年別れ際に「次はジョン・ミューア・トレイルを歩いたほうがいい」と彼に勧めたのだ。

Profile

 

そのまんま、自己紹介です♪

Journey's Diary

 

大学卒業後、国内国外旅してきて

 

撮り続けた写真と綴ってきた言葉を

まとめたものです

 

長くて多いので

暇な時に読んでください♪

Book of my journey

 

ひとり旅をはじめてから

カメラとノートを

常に持ち歩くようになりました。

 

その風景写真と短い言葉たちを

アメブロにて公開していました。

そのページをまとめたものです。

 

これまたたくさんあるので

暇つぶしにしてください。

Woodworking

 

木をメインにした工房【旅をする木】の

作品集やものづくりへの想いを

ここにまとめています。

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パーマカルチャーデザイナーとして

全国飛び回りながらさまざまなワークショップを開催しています!

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載せています。

 

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