わたしのワークショップやイベントの一部に
スライディングスケール式の料金制度を設けています。
これについて、私の想いと狙いをお話しさせてください。
スライディングスケール式とは?
ものすごく簡単に言ってしまえば、
こちらが提示する料金のうち、
参加者が納得して払える額を払ってもらうシステムです。
↓こちらの料金は実際に私のイベントで提示しているものです↓
つまり参加者は、「4000円〜8000円以上」で
好きな金額を払うことができます。
参加者は「自分の経済状況に応じて支払うことができる」
そして「講義に対する満足度に応じて支払うことができる」
という二つの利点があります。
お金を受け取る側は
「最低限の経費を賄うことができる」
「多くの人に参加してもらえる」
ことが実現できます。
一般的にスライディングスケール式では
このようにして、お金を払う方もお金を受け取る方も
お互いにデメリットを最小限に抑えることができる
と考えられています。
ですが、私はギフトエコノミーを実践する中で
大切にしたいことがあります。
それは
「想いが循環する経済でありたい」
ということです。
お金を支払う時に
「義務感」から払うのではなく、「支援したい」と想いから払うこと。
お金を受け取る時に
「義務感」から受け取るのではなく
「あなたの豊かさに貢献したい」と想いから受け取ること。
そこで私のスライディングスケール式では
私が受け取ったお金の使用用途を定め、明らかにしています。
それが金額の横に書いてあることです。
私がこの方式を採用しているワークショップやイベントの内容は
「まだ、未熟であり、もっと学びたい」と思っていることです。
しかし、なかなか近くではそれを学ぶ機会がなく、
関東や関西まで遠征することが多く、
今の私の経済状況では難しいことです。
なので、みなさんからの支援をお願いしたいのです。
そして、みなさんからの支援によって
わたしが学ぶことができたものを、
次の機会に、みなさんへ還元していきます。
言い方を変えれば、
みなさんの代わりに学んできて、それをお返しするわけです。
これによって、私も学ぶ機会を得られるし、
みなさんも学ぶ機会を得られるわけです。
そして、経験豊富な講師との人脈を築くことで、
彼らを呼び、彼らから直接学ぶ機会を、
みなさんに提供できるようになります。
わたしはこの関係を「smile-smileの関係」
お互いが笑顔になる関係の仕組みのひとつだと考えています。
「支援したいけど、経済的に難しい!」
という方もいらっしゃると思います。
その人のために、お金以外の支援でもとても嬉しいです。