田舎暮らしの経済学

2013年の夏、私はアメリカをヒッチハイクで旅をしていた。

「ヒッチハイクの国アメリカ」と勝手にイメージしていた私が間違っていた。

アメリカでのヒッチハイク旅は毎回3時間以上待つ、過酷な旅だった。

 

砂漠のような暑さの中、私を拾ってくれたドライバーは

アメリカでのヒッチハイクの難しさを、私に同情しながら話してくれた。

数年前に、ヒッチハイクを装った強盗事件が相次いだのだという。

 

しかし、彼は昔ヒッチハイクで旅をしたことがあるので、

私を信じて乗せてくれたのだと言う。

 

「ここから砂漠が続くから、給油をしたい」

と彼は人口三千人くらいだと言う小さな街にあるガソリンスタンドに寄った。

そこには小さなコンビニが併設されていた。

 

そして、ひとりホームレスが外のベンチに座っていた。

 

私は何を思ったのか、話しかけていた。

彼は私と一度も目を合わすことなく

私の質問に小さな声で答えてくれた。

 

私と同い年の26歳(2013年当時)。

住所不定無職。持ち物はザッグ1つと片手に新品の靴。

行く先もない。することも特にない。

ただ、コンビニの前にあるゴミ箱をあさって生きている、という。

 

給油を終え、ヒッチハイクの旅は再開した。

 

すると行く街行く街にどこの街にも、ホームレスがいることに気がついた。

しかも、街の規模が大きくなればなるほど、ホームレスの数が増えていくことにも。

 

「日本はこんな国を目指して、経済成長をしているのだろうか???」

 

日本に帰り、私ははじめて「経済」というタイトルが入った本を手にした。

 

続きはこちらから(準備中)

2018年秋から始まった講座「田舎暮らしの経済学」は

ありがたいことに全国の友達や知人に招かれて

多くの方に受講していただきました。

 

都会から移住したばかりの人たち、一度も町を出たことがない人たち、

生まれたばかりの赤ん坊、マタギになりたいと言う中学生、

学校に飽きて不登校になった高校生、環境問題を解決したい大学生、

全国で地域経済について講演している方、大学で経済学を教えている教授、

地方活性活動をしている70代の方、普通の専業主婦、

パーマカルチャーデザイナー、伝統工芸の職人さん、アーティスト、

町工場に勤務している方、youtuber、大きな会社の社長さん、銀行マンなどなど

 

本当に多種多様な方々が受講していただき、

たくさんの感想や励まし、アドバイスをいただきました。

本当に本当にありがとうございます!!

 

これからもみなさんの意見を参考に改善しながら全国で開催していきます!

 

もし、主催に興味がある方はコンタクトよりご連絡ください。

参加したい方はスケジュールをご覧ください♪

フェイスブックページはこちら

ギフトエコノミーについて知りたい方はこちら

 

この講座は以下の3パターンを用意しています。

一番興味があるものを主催していただけたらと思います♪

①半農半Xの経済学〜自然を守りながらいかにして稼ぐか〜

自然と関わる仕事をしている人にとって、
「自然を守りながら、いかにして稼ぐか」
は誰にとっても頭を悩ませることです。

また、地方や田舎で農的な暮らしをしていきたいけど、
お金のことが心配!
という方も多いのではないでしょうか。

環境問題はどうにかしたいけど、具体的にどうしたらいいの?
資本主義やグローバル経済って難しくて、よくわからない。
そう思っている方も多いと思います。

そこでまず、簡単なワークを用いながら
なんだか漠然として分かりにくい資本主義とグローバル経済を説明してみます。
経済のグローバル化が私たちの生活にどう影響を与えているのかが見えてきますよ。

私がいま、実践している半農半X(自然農と木工)とパーマカルチャーは
これらの心配や問題を解決してくれる可能性があると思います。
私の実践例や考えていること、経済的な戦略などすべて紹介し、解説させてもらいます。

また、近年注目を浴びているパーマカルチャー。
日本では「永続可能な暮らしと文化」と紹介されています。
パーマカルチャーを提唱したビル・モリソンは
日本の里山文化をもとに、発想を得たそうです。

このパーマカルチャーのなかで
ソーシャルパーマカルチャーの分野が話題となっています。
その中でもイギリスのトットネスではじまった
トランジション・タウンやレコノミープロジェクトは
日本でも少しずつ広まっており、これから大きく展開していくと思われます。
こちらも簡単に紹介と解説をさせていただきます。

消費から循環へ。
自然と調和した生き方を一緒に考えて、実践してみませんか???

🔴こんな人におすすめ🔴
・田舎でお金を稼いでしあわせに暮らしたい人
・半農半Xに興味のある人
・農を中心としたコミュニティづくりに興味のある人
・しあわせの経済学について興味がある人
・地域経済について興味がある人
・資本主義のことがよくわからない人
・パーマカルチャーに興味のある人

②ソーシャルパーマカルチャー学

田舎暮らしを始めた人、あこがれている人、これからはじめる人にとって
政治と経済の問題は無視はできても、影響を受けないことはありえません。
しかし、多くの人がこの分野を苦手としています。
みなさんも難しい話題だと思っていませんか?

そこで、マルクスの資本論をもとに資本主義の仕組みと
グローバル経済が田舎の暮らしと、どう繋がっているのかを
簡単に解説していきたいと思います。

近年、先進国でも発達途上国でも注目を浴びているパーマカルチャー。
日本では「永続可能な農的くらしと文化」と紹介されています。

ポートランドのシティリペアや
トットネスのトランジションタウン、リコノミ ープロジェクトなど
ソーシャル・パーマカルチャーの分野が話題を集めています。
実際に現地に行ってきた方達の話を交えながら、
これらがなぜ今、世界中に広がっているのかを解説していきます。

後半からは、しあわせの経済やギフトエコノミーを体験してもらい
今まで遠い存在だった政治と経済の問題を
身近な存在に捉えなおし、
私たちが草の根でできる政治と経済の形を探していきます。
これからの民主主義と資本主義を一緒に考えてみましょう!

このワークショップでは
自分らしい生き方を見つめ直すきっかけに、
地域起こしやまちづくり、コミュニティデザインに
活かせてもらえる知識と思想をお伝えしようと思います。

実際に参加者同士で交流しながら、対話型のワークをしてもらいますので、
話を聞くのが苦手な方も是非いらしてください♪

🔴【こんな人におすすめ】🔴
・田舎でお金を稼いでしあわせに暮らしたい人
・しあわせの経済学について興味がある人
・地域経済について興味がある人
・お金にマイナスイメージを持っている人
・資本主義のことがよくわからない人
・そもそもお金ってなんなのか、知りたい人
・地域づくりに関心のある方
・パーマカルチャーに興味のある方

③あなたらしい幸せの経済とギフトエコノミー

いま、日本で生きていく中で
お金や経済は誰もが避けては通れないことだと思います。

私は世界を旅しながら、
お金について経済について深く考えさせらえれ、
日本に帰ってきて独学で勉強し始めました。

いまの世界経済のしくみがどうなっているのか
を正しく知ることで、
「これから自分たちがしあわせに生きるために
どんな仕組みを創ってゆけばいいのか」を知ることができます。

この講義が、あなたらしく生きるための自分自身の稼ぎ方のこと、
顔見知りの小さなコミュニティ経済のしくみなど、
自分の周りの「しあわせな経済のあり方」について、
考えてみるきっかけになれば嬉しいです。

🔴現在の資本主義やグローバル経済のしくみやお金の流れについて

たとえ田舎で暮らすなど
お金の掛からない生活をするとしても、
いまの日本で生きていくためには
一定のお金が必要な人が多いと思います。

「自分がやりたい仕事をやって、楽しく稼げたらいいな!」
「お金に惑わされずに生きたい!」
「でも、どうしたら良いんだろう?」
そんなことを考えたことはありませんか?
ここで一旦お金そのものについて一緒に考えてみましょう。

マルクスの「資本論」という本に沿って
簡単なワークを用いながら、グローバル経済と地域経済がどのようにつながっているのか、
わかりやすくお話するとともに、
そんな経済を「しあわせな経済」に変えていくためのヒントをお話します。

そんな意識についての気づきを得るとともに、
しあわせに生きるためのお金に対する意識の持ち方、
楽しく稼ぐための意識の変え方についてもお話します。

🔴こんな方におすすめ🔴

✔︎ 田舎でお金を稼いでしあわせに暮らしたい人
✔︎ しあわせの経済学について興味がある人
✔︎ 地域経済について興味がある人
✔︎ お金にマイナスイメージを持っている人
✔︎ 資本主義のことがよくわからない人
✔︎ そもそもお金ってなんなのか、知りたい人
✔︎ パーマカルチャーに興味がある人

<参加者の感想>

よしきくんのスタンス(どう届けたいか、なぜ届けたいか)が明確で、とても好感を持てた。(30代女性)

 

協働という概念については印象深いです。どうしても自分一人でやりたい気持ちがあるのだけれど、少しでも協働していければ良いなと思う。あとは木工も消費ということが確かにそうだなと感じた。自然界からもらっているだけで還すことができないと地球は破綻しますね。(30代男性)

 

全体的に事例やワークをふまえながらわかりやすく構成されていたことと、普段あまり語られることのない社会の裏側やお金へのマインドブロック的なことについて触れられていて面白かった。(30代女性)

 

資本主義などのマクロな視点から、人の心の動きまでのミクロな視点までスムーズに違和感なく説明頂いた。(20代男性)

 

「お金の循環」のワークが、普段見えづらい「経済」が実際に目に見えることでとってもわかりやすかったです。(20代男性)

 

お金の流れを実体験できたのが面白かった!大企業に取られて、政府に取られて、・・・・あれれれれ!お金が消えてくマジック!ってなりました〜(20代女性)

 

答えを教えてもらえるんじゃなくて、疑問の引き出しをたくさんもらえたこと。宿題の余白がある(20代男性)

 

講師と参加者が対等にコミュニケーションを取っている点が素晴らしいです!困っている事を協働で解決するという事、シティリペアなど分かりやすい事例で頭に入っていきました!(20代男性)

 

勇気を出し参加して本当に良かったです。いつも関わらない方たちと話すことができ、とても刺激的で有意義な時間で楽しかったです。自己紹介や「でしリスト」いきいきと生きていくためには…など、自分と改めて向き合う時間にもなり、今の自分の状態を知ることができました。"周りの人に助けを求める"私にとって少しハードルが高いことですが、その少しの勇気をだしていきたいです。そして、日常の買い物の中でもひとつひとつの選択を大切にしていきたいなと思いました。ぜひまた、よしきさんのお話を聞きたいです!(20代女性)

 

いろいろな所で、多くの方に伝えてほしいです。応援しています!!(50代女性)

 

いままで受けたワークショップなどあまり、人に伝えようと思わなかったが、今回は伝えたいと思います。(60代女性)

 

お金の循環について。何で地方が貧しくなっていくのかとか、日本の国の社会保障費が大きくなって行っているのも、ただ少子高齢化が原因だけじゃなかったんだとか、タックスヘブンが何がいけないのか、その根本とか、地域通貨の意味とか、めっちゃよーくわかりました。あと、お金がないとなぜみんな不安になるのかとか。(50代女性)

 

お金の循環をコーヒー店やスーパーなど担当に分かれて学ぶことが出来て、いままで知らなかった部分や曖昧な部分が解消されました。田舎で生きていけないのは、自然の中で遊ぶ、自然を楽しむ技術が無いから、ということに本当にその通りであると感じました。上籾に来て、自然に直接触れ、その自然の中で作業をして自然を楽しむ技術を学び、自然の中で育った食物を食したことで、本当に楽しいと感じられたので、最後にはここで生活できたらいいのにと思えたのだと思います。そして、よしきさんに教えて頂いた「で・し・リスト」を家族や友達とやってみようと思います。楽しいレクチャーをありがとうございました。(10代女性)

 

私は政治に詳しくなくて苦手分野ですが、とてもわかりやすかったです。(特に実際にお金を回してみること)(10代女性)

 

現在の自分の周りの人の状況と、ワークショップで話していた内容が繋がった(低価格の商品と低賃金の関係など)(20代女性)

 

グローバル経済の生み出す問題点を小学生でも分かるような説明をしている(40代女性)

 

マクロな視点とミクロな視点の両方で考えられたこと。特に後半の自分らしくお金を稼ぐという視点は自分の中でぼんやり考えていたことを言語化していただいたことで、さらに考えを深めることができそうです。(30代女性)

 

前半の経済の話は、難しかったけど、何となく知ってたことが、よしきさんのお話で何となく繋がり、知識が深くなりました。

後半のビジネスの話は、私がやってるやり方は間違ってなかったんだ、と思え、安心しました。(30代女性)

 

身近な友人たちと参加できたのでこれからみんなとの輪がより楽しくなりそうな気がしている(40代女性)

 

お金で困ったことがないのに、お金に対しての不安がある人がいる。まさに洗脳。洗脳から目覚める方法ではないかとハッとさせられた。浅い情報でなんとなくだった自分を見つめ直すとてもいい機会になりました。集まっていた方たちとのやり取りで得たこともとてもステキで、参加してよかったと思っています。(30代女性)

 

今回、参加させて頂、ありがとうございました。とても分かりやすく、ワークも含め、とても勉強になりました。

お金についていろいろな価値観が溢れている中で、自分がどうしたいのかを見つめるきっかけになりました。これからも、自分自身、どうしたいのかを考えながら、生活したいと思います。気持ちの良いエネルギーと刺激を沢山受けた時間に感謝でいっぱいです。(40代女性)

 

ロジックは分かりやすく、極端な考えに向かわない様意識していた点が好印象。今後、実際の事例を加えていく事が出来れば、日本の為にものすごく意義のあるアクションに昇華していくと思います。(40代男性)

 

お金への解釈に前向きになれた、知らなかった知識とか世界事情を知れた(40代女性)

 

何より楽しかって、自分でも発見?!相手にも発見?!と言う事が多くてそれがわくわくした!経済学というだけで何か難しそうでプイっとしてたのだけど教えて貰えて わー へーみたいな感じになりました(40代女性)

 

お金をテーマにすることで参加同士の深いニーズとライフストーリーを垣間見れた。思い出はあくまで過去の記憶に過ぎないので囚われる必要はないと整理していたが、それでも思い出づくりをすることの価値を改めて考えさせられた(30代男性)

 

そもそもお金について話すことがタブー視されている日本社会にあって、お金を主題にしたワークショップの存在そのもの(しかもファイナンシャルプランナーとかがやる「お金をもっと増やそう」「もっと儲かる」的な話ではなく、「お金って何だろう?」とかお金の流れとかが学べる・感じられる内容)がとても貴重で、普段個人的にはよく考えていることではあるのだけれど、それを仲間と一緒に考えられる機会がなによりもありがたかったです。(40代女性)

 

自分のお金に対する想いを見つめ直す良い機会でした。ひとくちに経済の話と言ってもよしきさんの切り口からは考えたこともなかったので、とっても温かい気持ちになれました。

ついマジョリティに飲み込まれそうになる弱い自分もこの会で出会った方々や地域などいろいろな人と協同できれば、幸せな経済活動も夢ではないな、と希望がもてました。(30代女性)

 

経済についての本や情報はあふれているけど、それを自分の生活を基盤にしたうえでかみ砕いて語れる人(翻訳者)が少ないと感じていた。よしキングはその中で数少ない”語れる人”だと思った。(30代男性)

 

なんとなく感じていた、地域経済の魅力が、なんとなく言語化できた(20代女性)

 

楽しく学べて、ほんとにずっと聞いていたかったです。(40代女性)

 

経済の仕組みを知ったうえで、今、私たちが出来ることを気づかせてくれる。自然に深いお話が出来る雰囲気だった(50代女性)

 

情報量が多い!!惜しげもなくシェアしてくれて、毎回反芻に時間がかかるけど、その分、本当に自分の生活、生き方に役立つものばかり。よくノリでワークショップに参加し、その場で終わって受けただけ、みたいな経験があるけれど、よしき氏のWSは本当に時間がたっても、たっても、また違った視点で内容をかみ砕いて新しい発見がある。それって本当にすごい!!!(20代女性)

 

資本主義をわかりやすく説明してもらい、お金に対してなんらかの感情を乗せているのは自分、人間だと気づけた。(30代女性)

Profile

 

そのまんま、自己紹介です♪

Journey's Diary

 

大学卒業後、国内国外旅してきて

 

撮り続けた写真と綴ってきた言葉を

まとめたものです

 

長くて多いので

暇な時に読んでください♪

Book of my journey

 

ひとり旅をはじめてから

カメラとノートを

常に持ち歩くようになりました。

 

その風景写真と短い言葉たちを

アメブロにて公開していました。

そのページをまとめたものです。

 

これまたたくさんあるので

暇つぶしにしてください。

Woodworking

 

木をメインにした工房【旅をする木】の

作品集やものづくりへの想いを

ここにまとめています。

Workshop&Seminar info

 

パーマカルチャーデザイナーとして

全国飛び回りながらさまざまなワークショップを開催しています!

興味ある方はぜひご覧ください!

My friends

 

愛すべき友たちの

HPやお店のリンク集です。

オススメの所ばかりですよ!!

作品を取り扱っているお店も

載せています。

 

全国各地に友達が居るのが自慢です(^^)